2017/12/08
奥様は取り扱い注意
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綾瀬はるか主演の『奥様は、取り扱い注意』はなんとなく米国の人気ドラマ『デスパ...
綾瀬はるか主演の『奥様は、取り扱い注意』はなんとなく米国の人気ドラマ『デスパレートな妻たち』を意識していると思えなくもありませんが、第２話まで観る限りあらゆる面で中途半端なドラマです。 ーーーーー 元AV女優が今は普通の主婦として、自治会がしっかり機能する健全で健康的な新興住宅街の一角に住んでいる…これだけでもかなり非日常的でドラマティックなシチュエーションなので、掘り下げて考えれば、ヘタに悪役を仕立てて勧善懲悪もののアクションドラマにしなくても、じゅうぶん魅力的な人間ドラマになるのでは？と思います。 高岡早紀さんの好演で、当の元AV女優が過去の自分をポジティブに捉え、常に顔を上げて堂々と生きる姿は清々しく、仕事に貴賎はあっても人間に尊卑はないことを改めて感じさせてくれる素敵な女性だったので、尚更その思いが募りました。 レギュラー３人組は有閑マダムっぽいノーテンキな側面もありますが、感性や想像力、人間性は概ね申し分なく、描き方次第で第２話は上質な社会派ドラマになり得たような気がします。 どれか１つにテーマを絞ってとことん追求する姿勢があれば「インフラ」が充実しているだけに、「ソフト」いかんで大きく変貌することも可能だと思いますが、企画、脚本がなにげない日常の中の非日常に焦点を当てて深層心理を炙り出すタイプの作家ではなさそうだし、そもそもまったく違うところに焦点を当てることを良しとしそうなので、こんな話は余計なお世話でしょうが。。。(笑) ただ、もったいないなあ…と思ったまでです。 まぁ良くも悪くも、綾瀬はるかさんの、綾瀬はるかさんによる、綾瀬はるかさんのためのドラマなんでしょうね☆ 『奥様は、取り扱い注意』の第２話、あなたはどんなふうにご覧になりましたか？(続きを読む)
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