2017/08/19
断定
断定の助動詞「なり」の連用形「に」の識別 高校で古文を教えているものです。 今...断定の助動詞「なり」の連用形「に」の識別 高校で古文を教えているものです。 今度断定の助動詞「なり」について教えるのですが、連用形「に」の判別についてどのように教えたらいいか悩んでいます。 「に」については ・下に「あり」「おはす」「侍り」「候ふ」などの補助動詞があれば断定助動詞「なり」連用形の「に」である 例 かぐや姫は月の都の人にて侍り と教えるのが基本ですが、ただし、それだと 例 日々旅にして旅をすみかとす(「旅にして」の「に」は断定助動詞「なり」連用形の「に」) のような例を説明しづらくて困っています。 それなら、~で、~であって、と訳するのが断定「なり」連用形「に」だよ、と教えようとすれば 例 湖のほとりにてあざれあへり(「ほとりにて」の「にて」は格助詞「にて」) のような例も、「湖のほとりで」、と訳するので、「~で」と訳するから断定の助動詞じゃないか、と思われそうで…。 皆様だったらどのように生徒に説明しますか?ご意見お待ちしております。(続きを読む)
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