2017/07/13
過保護のカホコ
日テレ新ドラマ『過保護のカホコ』第1話を視聴した。(例によって、長文なので、忙...日テレ新ドラマ『過保護のカホコ』第1話を視聴した。(例によって、長文なので、忙しい人は御注意) いや~っ、7月クールの新ドラマ、どれも変化球だらけで視聴している方も大変。 『過保護のカホコ』に対する予備知識として…… 「名」or「迷」脚本家の「遊川和彦」氏が書いている事だけだった。 遊川氏の脚本、私は昔から相性が良いのだけれど……稀に、大外れに出くわす事もあり、少々、番組の出だしは、明らかに画面がポップ過ぎて「やらかしてる?」って早くも、音声付き1.3倍モードに突入。 フジ「警視庁いきもの係」の『渡部篤郎』同様、「過保護の~」でもシブ役俳優・『時任三郎』の柔らか使いに……最近、この手の柔軟剤仕様に使われるオヤジ俳優は、悩みが多そう。 遊川氏作品における常連女優『黒木瞳』は、その点、「水を得た魚」の様に、特別役作りなどしなくとも勝手に身体が動くってな具合。 簡単に言うと歳を取って夫婦役が似合わなくなった「田村正和」から代替わりで「時任三郎」にシフトして、娘役が「広末涼子」から「高畑充希」にチェンジし、設定がソフト仕上げのホームコメディーになったって事かな。 ……で、内容はどうなのか? このドラマの特徴として主人公の『カホコ』は、実に難しい役。「高畑充希」は、この役を噛み砕いて理解している印象。多分、脚本の内容だけで、この役の世界観を表現するのには、若手女優では困難な筈なのに、第1話の終盤では完全に脚本家の意図通りの演技をしている様に映った。(私の妄想) 序盤で、遊川氏の脚本とは、相性がいいって書いたけど、「つまらんな~」って思わせておいて、「あれっ、意外に面白いかも?」「いやっ、待てよ……そんな筈はない」「しかし、この後、どうなる?」って遊川氏得意の『1人時間差攻撃』あるいは『遊川マジック』を繰り出してきて、気付いてみるとハマってる。 このパターンで、攻めてくると分かっていても『キッチリ型にハメられる』オヤジのサガか、あるいは年の功なのか「つまらなくても、最後まで視聴してみよう」が、正解だった。 仮に、予備知識として『遊川和彦』脚本というのを知らなかったら……序盤の段階で「視聴打ち切り」の判断を下して、この投稿で『ボロクソ』に書いていたと思う。 私自身……最近、あまりにも酷い「連ドラ」に慣れたせいもあり、見切りが早くなり過ぎてしまう傾向にあって、今作は「面白いかもしれない?」と現時点では思っている。 多分、視聴者の中には最初の15分で「設定に付いて行けん‼︎」ってギブアップ宣言した人も多いと思う。 最初に戻って、7月クールの連ドラは「トリッキー」な作品が多くて『マトモに観られるドラマはないのか‼︎』って怒り心頭のドラマ視聴者が続出しているのでは? と想像しながら『過保護のカホコ』第1話を視聴した方々は、どう言った感想をお持ちですか?(続きを読む)
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