2017/05/08
カール・ビンソン 航跡
米空母:航跡再現 姿潜め航行、北朝鮮に心的圧力カール・ビンソンは韓国から5600キロ離れた南洋にいる」。そう報じたのは米軍事専門紙ディフェンス・ニュース(電子版)。4月17日のことだ。朝鮮半島近海に急派されたと考えられていたが、15日にはインドネシアのスマトラ島とジャワ島の間にあるスンダ海峡を通峡中だった。(続きを読む)
姿潜め航行 北朝鮮に心的圧力 航跡再現
カール・ビンソンは韓国から5600キロ離れた南洋にいる」。そう報じたのは米軍事専門紙ディフェンス・ニュース(電子版)。4月17日のことだ。朝鮮半島近海に急派されたと考えられていたが、15日にはインドネシアのスマトラ島とジャワ島の間にあるスンダ海峡を通峡中だった。(続きを読む)
武井咲のドラマで好きなものは何ですか という質問は置いておいて カールビンソン...
武井咲のドラマで好きなものは何ですか という質問は置いておいて カールビンソンって すごいよね <米空母>航跡再現 姿潜め航行、北朝鮮に心的圧力 毎日新聞5/7(日) 10:00配信 北朝鮮情勢緊迫化で注目を集めたが、動向に不明 な部分も多かった米原子力空母「カール・ビンソ ン」。米軍への取材などから航跡を再現、派遣した トランプ米政権の意図を探った。【ワシントン会川 晴之】 【写真特集】「カール・ビンソン」対馬沖を航行 「カール・ビンソンは韓国から5600キロ離れ た南洋にいる」。そう報じたのは米軍事専門紙ディ フェンス・ニュース(電子版)。4月17日のことだ。朝鮮半島近海に急派された と考えられていたが、15日にはインドネシアのスマトラ島とジャワ島の間にある スンダ海峡を通峡中だった。 「大統領は間違った発信を自覚しているのか」。19日のホワイトハウスでの会 見では厳しい質問が続発。スパイサー報道官は「メディアの誤解」と反論した。 4月8日、カール・ビンソンがシンガポールを出航し「西太平洋」に向け北上し たとハリス米太平洋軍司令官が発表。北朝鮮を念頭に米軍が動いたとメディアは受 け止めた。故金日成(キムイルソン)主席の生誕記念日が15日で、北朝鮮はこう した記念日に核実験や弾道ミサイル発射を行う傾向があるためだ。トランプ米大統 領も12日放映のテレビ番組で「大艦隊を派遣した。空母よりずっと強力な潜水艦 数隻も伴っている」と明言。派遣肯定と受け止められた。 以後、朝鮮半島をめぐる緊張が一気に高まる。15日、平壌で開かれた軍事パ レード。金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が見守る中、米本土を射程に 収める新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)とみられる装備が相次いで登場し た。米空母接近を意識したのか対艦弾道ミサイル「KN17」もあった。 だが、カール・ビンソンの姿は、とらえられないままの状況が続いた。 「空母は、自らが姿を誇示しようとする時以外は敵から発見されにくい」 ジェームズ・ウィンヘルド前米統合参謀本部副議長(退役海軍提督)は4月25 日、戦闘機パイロットだった経験を元に米外交専門誌にこう書いた。米原子力空母 の最高速度は時速50キロ超。1日1200キロ移動できる。米海軍に詳しい道下 徳成・政策研究大学院大学教授が解説する。「東西冷戦時代、ソ連は米空母を追い 切れなかった」。ソ連は米空母が出す音を頼りに追跡を続けた。それを知る米軍は 同じような音を随行艦に出させる。空母本体を突き止めるのは運任せだ。道下教授 は「空母は消える。それが軍の常識だ」と話す。 全長333メートル、幅77メートルもあるカール・ビンソンが「消える」こと は可能か。ある軍事専門家は「南シナ海や近海以外なら、中国は今も米空母を見つ けられないはず。軍事偵察衛星を使っても視野は限られる」。空母が朝鮮半島周辺 にいると見せかければ、北朝鮮への大きな心理的圧力となる。 ◇日韓の不安払う狙い シンガポール出航後、カール・ビンソンは14日まで南シナ海で訓練した写真が 公開されている。その後、南に反転。15日にスンダ海峡を抜けインド洋に入っ た。「ジャワ海やインド洋も広い意味では発表の『西太平洋』に入る」。国防総省 の報道担当官は取材に笑みを浮かべながら答えた。 次に姿が確認されたのは21日で、フィリピン近海のセレベス海を北上中。意外 な場所だ。ジャワ海から朝鮮半島に急行する最短距離は、南シナ海ルートだ。国防 総省は取材に「南シナ海は通らなかった」と明言。軍事関係者は「中国が神経をと がらす場所を避けたということだ」と解説する。「今回の任務は北朝鮮だけを目的 に据えたもの。そのメッセージを中国に明確に送ったと見た方が良い」 カール・ビンソンはその後、フィリピン海で日本の自衛隊と訓練を重ね北上を続 ける。 26日には「現在、沖縄の東海上だ。要請があれば2時間で北朝鮮を攻撃でき る。数日間は北に向かう」と、ハリス司令官が議会公聴会で証言した。29日、長 崎県沖の対馬海峡を通過し日本海に入った。 米海軍は最大の原子力潜水艦「ミシガン」も25日、韓国・釜山に寄港させた。 巡航ミサイル「トマホーク」を154発も積み、海軍特殊部隊が66人搭乗でき る。通常1年間を海中で過ごす特殊艦を、あえて見せた。トランプ氏はこの2日 後、ロイター通信に「大きな軍事衝突に発展する可能性は当然ある」と語った。 米軍が存在感を示し、トランプ氏が好戦的言動を取る。これが北朝鮮の軍事行動 を加速させ、偶発的衝突の可能性が高まる。この懸念が米国内に根強い。ホワイト ハウス高官は「我々の行動に対する北朝鮮の反応は十分に検討している」と述べつ つ「リスクはゼロではない」とも語った。 今回の空母派遣劇で、トランプ政権は「やる時はやる」と北朝鮮にメッセージを 送っただけでない。「有事の際に守ってく(続きを読む)
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