2017/02/22
成田曜
元中日の江藤慎一選手を知ってますか? 1962年 マスクをぬいだ江藤はすごい顔をし...元中日の江藤慎一選手を知ってますか? 1962年 マスクをぬいだ江藤はすごい顔をしていた。目がギョロリと光ってふきげんだ。くいつきそうな顔でいった。「1-3からあんな中途はんぱなバッティングをしてはいかん」三回の満塁で投ゴロを打ったのがきげんの悪い原因。バットをケースにしまいながら「なっとらん」をなんども連発した。1-3になったとき「内角球か外角球かどちらかにヤマをかけよう」と計算して五球目を待ったという。その計算はボールが池田の右腕からはなれたときにふと「くさいボールでも打っていこう」というふうにかわったそうだ。ブツブツはつづいた。「一球見のがしてもあとにまだ一球残っているのに・・・。バカバカしい、なっとらんな。あんなときにふと気がかわるなんてオレもまだ若い。あんなこっちゃいかん。四番なんだからね」きげんが直ったのはホームランの話になってから。「会心の当たりだった。ちょっと低かったがシンカーみたいな球で、回転が少なかった。よくとんだろう。オールスター戦で久保から打ったのもよかったが、今夜のはそれ以上だ」これで長島、王とならんでホームラン・ダービーのトップ。だがそんなことにはまるで耳をかさない。ひとのことを気にするとあせりが出るから・・・という。「自分のペースで打っていく」とたんたんとしている。計算はひと月五本だ。江藤と同じように捕手で四番を打っている南海の野村も同じ計算を立てている。「野村さんにやれることが・・」とファイトをむき出しにしていった。「八月にはホーム・グラウンドのゲームが多い。だから体力的にもかせげる。今月はあすのダブルヘッダーでもう一本打っておけばいい」(続きを読む)
リボーンのキャラ できるだけ多く書いた人 ベストアンサーにします!! おねがいし...
リボーンのキャラ できるだけ多く書いた人 ベストアンサーにします!! おねがいします(続きを読む)
- 関連記事
-
- 浜口京子 (2017/02/22)
- カルテット (2017/02/22)
- 成田曜 (2017/02/22)
- 大森靖子 (2017/02/22)
- あさひなぐ (2017/02/22)