2015/11/30
ハゲナマコ
■ ラッキーの苛立ち No.2 秋の早い夜に紛れてナマハゲ衣装の幸男は堤防に向かっ...■ ラッキーの苛立ち No.2 秋の早い夜に紛れてナマハゲ衣装の幸男は堤防に向かった。 バブは赤堤防と呼ばれる赤色灯のある堤防の突端でアナゴを釣るっているハズだった。 「あのアホはワシが忙しくて見ていない間に好き勝手にしおってエ・・ ワシが見舞いに行って小遣いもらってる杉の爺ちゃんを脅すわ、鳩追い散らすわ、ワシの上得意の姫様とモメるわーー 挙句の果てにサカナ釣れたらワシに引き取ってクレ~なんぞヌカシよる。」 「この機会にちと脅かしてギャフンと言わせて立場のちがいっちゅうものを教えてやらんとのー」 ビールのアルコールが効いてくると衣装の煩わしさの感覚は薄れて、かつてその姿で怖れられてた頃に戻っていくような気がした。 言葉は自然に使いなれた広島の地言葉風に変わっていった。 「んん? 何じゃコリャ?」 竿とクーラーBOX、酒瓶とつまみの散乱した突堤にいるのは、バブがさっきまでサバ缶を与えてた居着きのネコだけだ。「どこ行ったあの野郎」 あたりを見回すとなんとバブ、堤防下の水面から顔を出してテトラの端にしがみついてるではないか。 「ああん? バブ 何やっとんじゃ? コリャ」 「・・・ を! 幸、 早いじゃないか。 朝来るとか言ってなかったか?・・・ ボンベさんがよ、テトラの隙間のナマコとアワビがいけるとか言うからヤスで突いてるうちに落こったんだわ~。」 「アホやの~ どこまで世話の焼ける男なんやー ・・何のためにワシが来たか分からんようになってしまうやないか。 どうすんじゃ?警察でも呼ぶか?」 「いや、せっかく海に入ったから手~届く範囲で採るわ、 マガニのいいサイズのが居るんだわな~・・イテテテ それより何? 何でそんな祭りみたいなカッコ夜にしてるんだあ?」 幸男は急に身に纏った衣装の重さを感じた。 同時にどんよりとした腹立ちと虚しさが浸みこんでくるようであった。 「勝手にせい、そんだけ元気なら自分で後始末できるんじゃろ~? ワシはこう見えて忙しいんじゃ、アホらしー 」 ナマハゲ衣装を脱ぎ棄てると乱暴に肩にかつぎ、タバコに火をつけながら赤色灯台を後にする幸男であった。 (つづく・・)(続きを読む)
詐欺ブログ【禿は自分で治せ】【髪と命】の執筆者で、【禿頭ナンバーワン・馬鹿ワ...
詐欺ブログ【禿は自分で治せ】【髪と命】の執筆者で、【禿頭ナンバーワン・馬鹿ワーストワン】の二つの肩書きを持つ、世にも珍しい馬鹿の浜岡ま〇としに質問する。 恐る恐る知恵袋にログインする毎日になって少しは楽しめたかい? 心配しなくても毎日欠かさず質問して貴様の馬鹿と禿の事を喋りまくるから、どうかご安心を(笑) どうだね?ブログのコメント拒否を解除する気になったかね? 貴様がまたブログのコメントを自由に書けるように戻してくれたら、私は知恵袋での質問をやめるよ。 どうですかな?世にも珍しい、ツルピカベチャベチャの超臭い禿頭と馬鹿な脳を合わせ持った詐欺師さん。 回答せよ。(続きを読む)
- 関連記事
-
- 佐藤亜美菜 (2015/11/30)
- タカウ (2015/11/30)
- ハゲナマコ (2015/11/30)
- 紺野あさ美 (2015/11/30)
- 終物語 (2015/11/30)